令和3年8月27日付で令和4年4月開学予定の大阪信愛学院大学の設置申請が認可されました。これにより、大阪信愛学院短期大学の令和4年度の学生募集を停止いたします。令和3年4月入学の学生が最後の入学生となり、すべての在学生が卒業した時点で、閉学となります。
　大阪信愛学院短期大学は、昭和34年(1959年)開学以来、建学の精神に基づく人間教育を基本に専門職業人の養成を行い、社会に貢献してまいりましたが、60数年にわたる歴史を閉じることになりました。
　短期大学の教育は、最後の学生が卒業するまで、これまで以上に教職員一同一丸となり誠意をもって続けてまいりますのでご安心ください。また、短期大学閉学後に卒業生が必要とする証明書の発行、再就職する場合のサポートなど、卒業生が必要とすることについてはこれまで同様に行います。
　この度の大学設置は、短期大学の教育をさらに充実発展させるための四年制大学への改組に基づくもので、これまでの短期大学の歴史を受け継ぐものであり、学部も短期大学と同じ専門分野の教育学部と看護学部で構成されます。母校がなくなることは寂しいことですが、母校が大学となり発展していると考えていただければと思います。短期大学の同窓会「めぐみ会」も継続して活動を続けてまいります。卒業後は、多くの卒業生が社会の様々なところで活躍しており、同窓としての関わりや出会いも様々なところであると思いますので、大阪信愛学院短期大学卒業生として誇りをもって頑張っていただきたいと思っています。
　現在、大学設置における設備充実のための工事等で、在学生の皆様にはご迷惑をかけているところが多々あり、大変申し訳なく思っておりますが、完了した時には、より充実した設備で教育が行われますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
　以上、大学開学と短期大学の今後についてのご報告とさせていただきます。今後とも本学の教育にご理解ご協力いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。